BBQや海…食中毒を学ぼう!

皆様こんにちは(^^)/
夏真っ盛り、BBQや海水浴が楽しみな季節がやってきました。
夏の行事を楽しむために、夏の食中毒予防についてご紹介します。

気温も湿度も高い夏は、食中毒の要注意シーズン。統計上、食中毒は飲食店で発生することが多いが、家庭での軽い食中毒の発生数も多数にのぼるという。風邪による下痢だと思い込んでいた不調がなかなか治らず、病院を受診したら食中毒だったといった話もよく聞くだろう。

<知っているようで知らない食中毒>
食中毒とは、細菌やウイルスなどの病原微生物や、動植物に含まれる自然毒、有害な化学物質などが混じったものを食べたり飲んだりして起こる病気のことを指す。

主な症状と注意点
「腹痛」「下痢」「嘔吐」「吐き気」などの急性の胃腸症状を伴うものが多いが、発熱や頭痛なども起こるケースがある。大半は対症療法で治るものの、時には生命に危険が及ぶ場合もあるため、油断は禁物だ。
食べてから数時間程度で発症する場合もある一方で、潜伏期間が1週間以上のケースもある。下痢や嘔吐が治まらないときや発熱がある場合は、すぐに病院に行くのが正解と考えよう。また、嘔吐や下痢で体内から急に水分が失われると脱水症状を起こしやすいので、水分をこまめに補給すること。

原因となる主な細菌・ウイルス
ふぐやきのこのような自然毒によるものもあるが、食中毒の原因の大半は細菌やウイルスなどの病原微生物への感染によるものとされている。

■細菌性食中毒の主な例
腸炎ビブリオ、サルモネラ属菌、カンピロバクター、病原性大腸菌(O157など)、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌など

■ウイルス性食中毒の主な例
ノロウイルス、A型肝炎ウイルスなど

これらの細菌・ウイルスのうち、カキなどの貝類によるノロウイルスや、肉食の増加に伴って増えているカンピロバクターによる食中毒を近年、耳にした経験を持つ人も少なくないだろう。

次回は予防法をご案内します。