ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防④~食べ物・水に注意!~

皆様、こんにちは(^^)/
ゴールデンウィーク海外渡航に向けて!第4弾をお送りします。
今回のテーマは「食べ物と水」です。
細菌を体内に取り込んでしまう代表的な経由が食べ物や水です。細菌のついたてで、細菌のついた食べ物や水を摂取することが、もっとも危険です。具体的にどのようなことに気をつけたらいいのか見ていきましょう。

①手洗いをこまめにしましょう
危険な微生物は、土の中、水の中、動物や人の体など、あらゆるところにいて、食べ物についたり、手についたりして、口に入ります。
手洗いはこまめにし、食事の前には必ず石けんと水で手を洗いましょう。きれいな水が使えない場合には、手洗い後にアルコールハンドジェルを使用することも考えましょう(ハンドジェルのみの使用では不十分なこともあります)。

②生水を飲まないようにしましょう
飲料水が汚染されていると、簡単に危険な微生物に感染してしまいます。疑わしい場合には飲まないようにしてください。ボトル入りの水が最も安全です(ふたがしっかりとされていることを確認できればベストです)。水道水の場合、最低1分間しっかりと沸騰させます(標高2000メートル以上では3分間)。水を沸騰させるための器具がない場合は、飲料水消毒用薬剤を購入して使用することを考えます。(各国で入手可能です。あらかじめ品名をお調べいただくのがよいでしょう。)
ジュースや乳製品は信頼のできる場所で飲みましょう。

③氷を避けるようにしましょう
氷は生水から作られている可能性があります。アルコール類などに使用する場合には、ボトル入りの水を使って自分で作るようにしましょう。

④完全に火の通った食べ物を食べてください
危険な微生物も適切に調理をすれば殺菌されます。これは食べ物の安全を確保する最も効果的な方法です。しかし、食べ物の全ての部分に完全に火が通っていることが必須です。基本的に料理は完全に火がとおっているものを湯気がたっているうちに食べましょう。特に生の魚介類や赤みの残るピンクの肉汁が出ているような鳥肉、生の部分が残るミンチ肉やバーガーは避けてください。こうした食べ物は有害な細菌に汚染されている可能性があります。屋台やホテル・レストランのビュッフェを利用する場合、調理済みの料理が生の食べ物に接して置かれていないことを確認しましょう。調理済みの料理を何時間も室温に置いておくことも、微生物を増殖させ、食べ物を通した感染の原因になります。ビュッフェやマーケット、レストランや屋台では、高温で保存されているか、冷蔵されている食べ物を食べましょう。

⑤サラダや生の野菜は避けましょう
野菜類は生水を用いて処理されている可能性があります。野菜やフルーツなどは、自分で皮をむいて用意できるもの以外は避けましょう。

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