知っていますか?「インフルエンザ脳炎」

皆様こんにちは(^^)!

春になりましたが、今年はまだインフルエンザの流行が収束していないようです。一部の地域では、4月に入っても尚、前週よりも患者数が増えている地域や、集団感染により学級閉鎖の見られる地域もあります。

長引くインフルエンザの流行に伴い、けいれんや意識障害などが起きる「インフルエンザ脳症」が心配されています。インフルエンザ脳症は、急な高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす症状です。体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて発症するとみられています。症状が重い場合、運動まひなどの後遺症が残り、寝たきりになってしまうこともあるそうです。

今季のインフルエンザ脳炎症の患者数は161人と、過去5年間で最も多くなっていることが、国立感染症研究所の調べで分かりました。乳幼児の感染は死に至ることもあり、注意を呼びかけています。

同研究所では「インフルエンザは1度かかっても、同じシーズン中に再度、感染する可能性もある」とし、引き続き手洗い、うがいなど、対策を徹底するよう呼びかけています。

暖かい季節を迎えましたが、乳幼児、高齢者にはまだまだ感染症の心配が必要です。ご家族やご近所など、皆で協力してインフルエンザ、またインフルエンザ脳炎症を防ぎましょう。

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