風疹について

現在、厚生労働省が、風疹感染予防のキャンペーンを行っています。
私が先日出席したセミナーでも風疹の予防の講義がありました。
10月30日に放送のTBSドラマ「コノドリ」でも、厚生労働省とのタイアップで、母親が妊娠時にかかってしまった風疹が原因で、白内障と心疾患を抱えている、ピアノが大好きな少女の話が題材とされました。
冬に向けて、全国で風疹の予防対策が盛んに行われています。
本日は、風疹についてご紹介したいと思います。

風疹とは?
風しんは感染力が強く、1人の患者から免疫がない 5~7人に感染させる可能性があり(インフルエンザでは 1~2人)、特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。
また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあり決して軽視はできない疾患でもあります。
風しんは、風しんウイルスを含んだ飛まつ(咳やくしゃみ、会話、発語などで飛び散るしぶき)を吸い込んで感染します。発症予防には風しんのワクチン接種が極めて有効です。風しんは子どもの病気と思われがちですが、実は、子どもよりも大人の間で風しんの感染が広がっているため、近年では大人も注意が必要なのです。

もっと詳しく→ http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/vaccination/(厚生労働省)

妊婦の方は特に風疹に気をつける必要があるようです。
妊婦がいらっしゃる職場や家族の方は、積極的なワクチン接種をお勧めします。
ワクチン以外にも、手洗いうがい、マスク、消毒液での予防効果も期待できます。