月別アーカイブ: 2017年4月

ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防⑥~もしも下痢になったら~

皆様、こんにちは(^^)/
ゴールデンウィーク海外渡航に向けてシリーズもいよいよ終盤に迫ってきました。
今回は、渡航先で下痢になったときの処置法をご紹介します。海外旅行に行った人の半数以上の人が旅行先へ到着してから5日以内に下痢をすると言われています。もちろん、旅行する国や地域によって若干の違いはありますが、旅行先を発展途上国に限った場合には、この数字は更に多くなり、7~8割に達するとも言われます。

①下痢の原因と予防
下痢の原因には次のようなものがあります。
(1)旅行による疲労やストレスなどによるもの。
(2)渡航先の食べ物、飲み水の違いによるもの。
(3)ウイルスや細菌あるいは寄生虫などの感染によるもの。

②下痢にならないようにするためには、
・体を十分に休め、疲労やストレスを避けましょう。
・海外の水はミネラル分が多いことがあり、一時的に下痢を起こすことがあります。また、油や香辛料も下痢の原因になることから、とり過ぎに注意が必要です。(このような下痢では、3~4日で慣れる人もある一方で、10日以上も続く人もいます。)
・発展途上国に旅行した際の下痢の原因として多いのが、ウイルスや細菌、寄生虫などの感染です。原因となった病原体をはっきりさせることは容易ではありません。病原体への感染を防ぐために、食べ物、水に注意しましょう。(残念ながら、渡航先によってはレストランなどの施設の衛生状態が悪いため、個人的な注意では限界もあります。)

③下痢になったら
・水分補給
最も重要なのが水分補給です。重大な下痢をきたすコレラの場合でも、口から十分な水分や電解質(ナトリウムなど)がとれる限りは対処が可能と言われています。飲み水として最もよいのは、「経口補水液(ORS)」と呼ばれているものです。難しい名前ですが、ほとんどの国の売店や薬局で、液体として、あるいは水に溶かす薬として手に入れることができます。

・抗生物質の使用
感染による下痢の8割から9割が細菌によるものとされています。細菌による下痢については抗生物質が有効なことがあります。下痢になった場合に備えて抗生物質を携帯するかどうかについては、かかりつけ医あるいは渡航外来の医師とよく相談をしてください。

・下痢止め
一般の人が「下痢止め」と言う場合、腸の動きを抑える薬(薬品名 ロペラミドなど)をイメージしていることが多いようです。このタイプの下痢止めは、バス移動などトイレに行くことが難しい場合に有効ですが、下痢を根本的に治す薬ではなく、病原体を体内に留めてしまう問題も持っています。使用に際しては十分に注意してください。

④次の症状がみられたら注意!
激しい下痢、頻回の下痢、血液が混じっている下痢の場合、高い熱がみられる場合には、すみやかに医師と相談することをおすすめします。
また、帰国後に下痢が続く場合には、かかりつけ医にご相談ください。

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ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防⑤~動物に注意!~

皆様、こんにちは(^^)/
本日は海外渡航において注意すべきこと第5弾!です。
今回のテーマは「動物」です。動物好きの方なら、かわいいイヌやネコをみると、ついつい手を出してしまいますよね。日本ではたとえペットに手を咬まれても、傷について十分な管理をすればよいのですが、海外ではそういう訳には行きません。思わぬ病気を動物が持っている可能性があります。

狂犬病は症状がでたら助からないという点で、最も心配しなければならない病気です。狂犬病のない国は一部の島国のみです。日本人渡航者の多い、東南アジア、南アジアでは狂犬病で死亡する人が後を絶ちません。イヌ、サル、ネコに咬まれることは多く、十分に注意が必要です。アメリカ大陸では、アライグマ、スカンク、キツネなども狂犬病をうつす可能性があります。コウモリは、接触しただけではっきりした咬み傷がない場合にも狂犬病をうつした例があります。
旅行中の原則として、決して動物に手をださないようにしてください。動物に咬まれた後でも、すぐにワクチン(計5~6回)を打ち始めることで予防できます。動物に咬まれたり、引っかかれた場合には、ただちに地元の医療機関にかかりワクチンを受けてください。

鳥インフルエンザはもともと鳥の病気ですが、直接病気になった鳥や死んだ鳥に触ったり、ごく近くに寄ることによって、人にうつることがあります。人にうつると非常に症状が重くなります。鳥インフルエンザが発生している国では、病気や死んだ鳥に近寄らないこと、ニワトリを多数あつかっているマーケットなどに行かないことを心掛けてください。

この他にも動物からうつる病気はたくさんあります。動物を触っただけの場合も、手洗いをしっかりと行い、病気を確実に防ぎましょう。

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ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防④~食べ物・水に注意!~

皆様、こんにちは(^^)/
ゴールデンウィーク海外渡航に向けて!第4弾をお送りします。
今回のテーマは「食べ物と水」です。
細菌を体内に取り込んでしまう代表的な経由が食べ物や水です。細菌のついたてで、細菌のついた食べ物や水を摂取することが、もっとも危険です。具体的にどのようなことに気をつけたらいいのか見ていきましょう。

①手洗いをこまめにしましょう
危険な微生物は、土の中、水の中、動物や人の体など、あらゆるところにいて、食べ物についたり、手についたりして、口に入ります。
手洗いはこまめにし、食事の前には必ず石けんと水で手を洗いましょう。きれいな水が使えない場合には、手洗い後にアルコールハンドジェルを使用することも考えましょう(ハンドジェルのみの使用では不十分なこともあります)。

②生水を飲まないようにしましょう
飲料水が汚染されていると、簡単に危険な微生物に感染してしまいます。疑わしい場合には飲まないようにしてください。ボトル入りの水が最も安全です(ふたがしっかりとされていることを確認できればベストです)。水道水の場合、最低1分間しっかりと沸騰させます(標高2000メートル以上では3分間)。水を沸騰させるための器具がない場合は、飲料水消毒用薬剤を購入して使用することを考えます。(各国で入手可能です。あらかじめ品名をお調べいただくのがよいでしょう。)
ジュースや乳製品は信頼のできる場所で飲みましょう。

③氷を避けるようにしましょう
氷は生水から作られている可能性があります。アルコール類などに使用する場合には、ボトル入りの水を使って自分で作るようにしましょう。

④完全に火の通った食べ物を食べてください
危険な微生物も適切に調理をすれば殺菌されます。これは食べ物の安全を確保する最も効果的な方法です。しかし、食べ物の全ての部分に完全に火が通っていることが必須です。基本的に料理は完全に火がとおっているものを湯気がたっているうちに食べましょう。特に生の魚介類や赤みの残るピンクの肉汁が出ているような鳥肉、生の部分が残るミンチ肉やバーガーは避けてください。こうした食べ物は有害な細菌に汚染されている可能性があります。屋台やホテル・レストランのビュッフェを利用する場合、調理済みの料理が生の食べ物に接して置かれていないことを確認しましょう。調理済みの料理を何時間も室温に置いておくことも、微生物を増殖させ、食べ物を通した感染の原因になります。ビュッフェやマーケット、レストランや屋台では、高温で保存されているか、冷蔵されている食べ物を食べましょう。

⑤サラダや生の野菜は避けましょう
野菜類は生水を用いて処理されている可能性があります。野菜やフルーツなどは、自分で皮をむいて用意できるもの以外は避けましょう。

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ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防③~注意すべき虫~

皆様、こんにちは(^^)/
今回は、海外渡航において注意すべき「虫」についてご案内します。

虫(昆虫をふくむ節足動物)には、病原体(ウイルス・細菌・寄生虫など)を運んで、人に病気をうつすものがあります。このような虫はベクターとも呼ばれます。
この中には、体の表面に病原体を付着させて運ぶだけのもの(ハエなど)と体の中に病原体を取り込んで増やしたり、育てたりして人に感染させやすくするもの(蚊やダニなど)がいます。これらの虫は、外国、特に発展途上国ではふつうにいる『虫』としてみられ、年間数千人から数百万人規模の病気の流行を引き起こしています。
病気になって楽しいはずの旅行がだいなしにならないためにも、予防は不可欠です。虫除け対策をしっかりしましょう。

●こんな虫に注意!
①蚊によってうつる病気
黄熱、マラリア、デング熱、バンクロフト糸状虫症、マレー糸状虫症
②ハエ、その他の昆虫によってうつる病気
内臓リーシュマニア症、皮膚リーシュマニア症、オンコセルカ症、ロア糸状虫症
③ノミによってうつる病気
ペスト、発疹熱
④ ダニによってうつる病気
ダニ媒介性脳炎、ライム病、クリミア・コンゴ出血熱、ロッキー山紅斑熱

渡航地域により、うつる病気が違うので、事前に渡航先での病気を事前にチェックしましょう。
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ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防②~渡航前に~

皆様、こんにちは(^^)/
今回も前回に引き続き、ゴールデンウィークの海外旅行を安全に楽しんでいただくためのご案内です。今回は、渡航前準備で必要なことをご紹介します。

●医療機関の受診と予防接種
まずは、かかりつけの医療機関に、渡航先と渡航期間、現地での活動内容を伝え、体の状態を診てもらいましょう。また、旅行先での注意点を聞き、携帯した方がよい薬については、旅行に関する医療を専門に扱っている、病院の渡航外来やトラベルクリニックに相談しましょう。予防接種で防げる感染症の場合、予防接種によりあらかじめ免疫をつけておくことが望まれるものがあります。特に、命に関わるような感染症については、予防接種は最も重要な対抗手段となります。渡航者にとって必要な予防接種は、旅行地、そこでの滞在期間、また、滞在地で何をするかによって異なってきます。その地域で流行する疾患については誰でも予防接種の対象として考えるでしょう。一方、黄熱予防接種のように、国や地域によっては例えその地域で流行がなくても受けていなければ入国できなくなるものもあります。また、破傷風に対する予防接種の場合のように、渡航を機会にご自分に免疫があるか見直し、必要に応じて追加で接種をした方がよいものもあります。

●旅行セット
もしもの時に備えて、下記の基本セットは持ち歩くようにしましょう。
<薬>
・慢性的な病気のため普段から飲んでいる薬
・痛みどめ、解熱剤(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)
・咳止め
・抗ヒスタミン剤
・下痢に対する薬
・胃の不調に対する薬:制酸剤、H2ブロッカー
・渡航先によって考慮する薬(マラリア予防薬、高山病の薬)

<応急処置用品>
消毒薬、ガーゼ、救急絆創膏(大小)、弾性包帯とテープ、綿棒、ピンセット、
はさみ(小)、かゆみ止め軟膏、デジタル体温計、点眼液

<その他>
虫除け剤(DEETなどの有効成分を含有するもの)、日焼け止め、
アルコールを含んだハンドジェル、スペアのメガネ、生水を消毒する薬

<連絡先住所と電話番号>(現地の人も分かるように)
・日本在住の家族、あるいはよく連絡を取る人
・かかりつけ医
・目的地の日本大使館、領事館

その他、旅行保険などもあるので、出発前に加入しておくのも良いですね。
次回は、「注意すべき虫」についてご紹介します。
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ゴールデンウィークに向けて!海外での感染症予防①

皆様、こんにちは(^^)/
行楽日和のいいお天気が続きますね♪そろそろゴールデンウィークのご予定を立てている方も多いと思います。今回は、中2日お休みをとるとなんと、8連休ということで、海外に渡航される方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、海外渡航される方に、海外での感染症予防法を数回にわたってご紹介したいと思います。

まずは、今年の傾向について簡単にご紹介します。

厚生労働省によると、一昨年より中南米を中心に感染が多数報告されたジカウイルス感染症への注意を強く呼びかけています。蚊を媒介とする感染症のため、蚊に刺されない対策を十分にとるほか、特に妊婦および妊娠の可能性がある場合には流行地への渡航を控えるよう促しています。また、海外でもっとも感染の可能性が高い食べ物や水を介した消化器系の感染症や、日本では発生していない蚊・マダニ・動物を媒介した感染症にも注意喚起しています。

より詳しい海外感染症情報は数回にわたってご案内させていただきます。

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食中毒にご注意ください⑤

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皆さんこんにちは(^o^)/
本日は、SNSで大変話題になっている食中毒についてご紹介します。
日本人の国民食!カレーに関する注意情報です。

「一晩寝かせたカレー」食中毒ご注意!ウェルシュ菌増殖ってなぁに??

食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」をご存じですか? この菌には熱に強いものがあり、作りおきしたカレーや煮物などを食べて発症するケースが多くみられます。春にも食中毒が起きており、注意が必要です。

■熱に強い性質、煮物も注意
 3月8日夕方から翌朝にかけて、東京・世田谷の私立幼稚園の園児67人と教職員9人の計76人が次々と、下痢や腹痛、嘔吐(おうと)の症状を訴えた。

 複数の患者の便からウェルシュ菌が検出され、保健所は、8日昼の「年長組を送る会」で食べたカレーが原因と断定。カレーは、7日午前11時ごろから、教職員と園児が職員室で、二つの大きな鍋を使って作り、そのままの状態で、一晩常温で保存。食べる直前に再加熱したという。

 ウェルシュ菌は人や動物の腸管内や土壌、下水などに存在。肉や魚、野菜などの食材にも付着し、体内に大量に取り込まれると、食中毒を引き起こす場合がある。

 日本食品衛生協会の栗田滋通・技術参与によると、ウェルシュ菌による食中毒が起きやすいのは「カレーやシチューなどとろみのある料理を大鍋で作った時」だという。筑前煮や煮込みハンバーグなどでも起こる。

 ウェルシュ菌の中には「芽胞(がほう)」という殻のような状態になるものがある。熱に強い芽胞は、100度で60分間熱しても死滅しないとされる。そのため、調理の際に煮沸してもウェルシュ菌が残り、その後増殖して食中毒を引き起こす可能性がある。

 常温で保存し、温度が55度程度まで下がってくると芽胞から新しい芽が出て菌が増殖し始める。特に43~45度で急速に増える。料理にとろみがついていたり、量が多かったりすると、温度はゆっくり下がるため、菌が増殖する時間も長くなる。

一晩寝かせたカレー!おいしいですよね(*^^*)
おいしく安全に頂くために、保存に気を付けましょう!

食中毒防止には「ステリパワー」をおすすめします!
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食中毒にご注意ください④

皆様、こんにちは(^^)/

食中毒に関してご紹介してきましたが、本日は、実際にどのように対策をしたらいいの?という質問にお答えしたいと思います!
毎日使用する食卓、食器、ふきんなどの衛生管理をご紹介します。

食材に一番近いキッチンや、家族みんながよく使うトイレは頻繁に除菌をするけれど、食卓は…という方も多いのではないでしょうか。調査の中で家庭で除菌している場所を聞いたところ、1位キッチン、2位トイレ、3位ダイニング(食卓)という結果になりました。しかし、除菌している人の割合では、キッチン94%に対して、食卓74.3%と、食卓は約2割も低くなっています。

理由としては、子供がいるとどうせすぐ汚れてしまうし、細かいところまで手が回らないなどが多くありました。キッチンの除菌は入念にするけれども、同じ食べ物を扱うにも関わらず、食卓はやや大ざっぱに行われる傾向があるようです。

ちゃんと水拭きしているから大丈夫!と安心されている方も多いと思います。しかし台ふきんをよく洗ったつもりでも、わずかな菌や汚れが残っていると菌は増殖してしまいます。いつも水拭きに使っている台ふきんがだんだん臭ってくるのは、菌や汚れがわずかに残っていて、菌が増殖してしまうからなんです。こんな台ふきんで食卓を水拭きしたら、きれいにするつもりが、逆に雑菌を塗り広げてしまうことにもなりかねません。

しかしながら、食べ物に触れるものを何で除菌したらいいのかわからない。というかたもいらっしゃると思います。ステリパワーなどの次亜塩素酸水、アルコール除菌剤は食卓、食器、食材の除菌に使用が可能です。しかし、アルコール除菌剤は、ノロウィルスを除菌できないので、食卓周りには不向きですね。人体に安全で、除菌消臭効果も高い次亜塩素酸水がお勧めです。

子供たちの新学期を健やかに迎えるため、春も衛生管理をしっかりしたいですね♪
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食卓・食器除菌にも「ステリパワー」
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食中毒にご注意ください③

皆様こんにちは(^^)/

お花見のシーズンがやってきましたね♪
会社近くの川沿いもとてもきれいに咲いています!
お花見と言えば!お弁当!
しかしながら、暖かくなるとともに、食中毒菌も増えます。
安全にお花見を楽しむために、お弁当の食中毒対策をご紹介します♪

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■NG1:温かいまま詰める
ご飯やおかずが温かいうちにお弁当に詰めると、いたむ要因となってしまいます。細菌が増殖するには温度が関係しています。細菌の種類によって増殖しやすい温度やすみ心地がよい温度がありますが、一般的に35℃くらいが増殖しやすい温度となり、15℃~40℃くらいがすみ心地のよい温度となります。調理したものはしっかりと冷ましてからお弁当に詰める、ご飯や各々のおかずには仕切りを入れるなど工夫することで食中毒予防となります。

■NG2:半生の状態
半熟状態や炙っただけのものは、お弁当の中でいたみやすくなります。多くの食中毒の要因となる細菌は熱に弱い性質なので、しっかりと中まで加熱して菌をなくすようにするといいですね。半熟卵ではなく固茹で卵に、魚は炙りではなく焼き魚にするようにすると安心です。ただ、チャーハンやオムライス、炊き込み御飯、焼きそばなど、いろいろな具材と混ざったお米や小麦を原料としているものには、熱に強い菌が増殖しやすく、30℃前後で菌が最も活発になって、冷めた状態で急速に増殖しやすいのです。これらの食品は、この時期のお弁当には避けたほうがいいのでご注意ください!

■NG3:薄味
健康のために薄味を心がけている人も多いですが、調味料が少ないと抗菌、殺菌作用が落ちてしまうことも! 料理の“さしすせそ”にもあるものは殺菌作用が多くあります。保存食でもある砂糖漬けや塩漬け・酢漬けは、調味料の殺菌作用が働いています。また、塩分の多い醤油や味噌も同様に殺菌作用があります。この時期は、薄味すぎるお弁当はリスクを高めてしまうのでご注意ください。

■NG4:水分が多い
一度にたくさんできる煮物や彩りにもつかえる生野菜などはお弁当でも大活躍! ですが、傷みやすい時期は避けたい食材でもあります。その理由は、これらは水分が多いから。食中毒の要因となる細菌は、水に溶けている栄養分を食べて増殖するので、水分の多い食品は、細菌が増殖する環境を作っていることになります。なので、水分を少なくすれば微生物増殖の予防となります。おかずは汁気を十分に切る、大学イモやきんぴらゴボウ・インゲンなど水分が少ないものをお弁当のおかずにする、などの工夫をしましょう。ドレッシングやソースなどをかけるものは、小瓶にして食べる直前にかけるようにすることも予防につながります。

安全でおいしいお弁当でお花見を楽しみましょう♪

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食中毒にご注意ください②

皆さんこんにちは(^o^)/

だんだんと暖かくなってきましたが、春を楽しんでますか(^^)?
新学期新年度が始まり、心機一転頑張ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。

インフルエンザや風邪が終息を迎えましたが、最近は食中毒のニュースが目立つようになりました。
近々に明らかになった食中毒のニュースだけでもこんなにあります↓↓↓

•乳製品に多い「リステリア菌」レタスの細胞内で育つ!? 米大学
•世田谷の幼稚園「送る会」のカレーで園児ら76人が集団食中毒 前日に調理
•乳幼児からパレコウイルス相次いで発見 東京・富山・岡山
•「過去の病にあらず」都内の梅毒患者10倍に急増「妊婦も…」感染研が実態調査
•ホテルのレストランで食中毒 ローストビーフから黄色ブドウ球菌 浅草
•温泉施設でレジオネラ菌の集団感染 肺炎や呼吸困難で14人が入院 広島県
•背中から脚が生えている寄生性双生児の赤ちゃん 分離手術に成功 米国
•レジオネラ症40人集団感染 男性1人が肺炎で死亡 広島県みはらし温泉
•レジオネラ症46人集団感染の温泉に営業停止命令 1人死亡 広島県
•「肺のなかにオイル?」時代遅れの結核治療術で86歳の胸に異常見つかる

そんななか、私が気になったのは下記のニュースです。
東京・足立区で生後5カ月の男の赤ちゃんが、離乳食として与えられたハチミツが原因で食中毒を発症し、約6週間後に死亡していたことが明らかになった。東京都福祉保健局は7日、乳児ボツリヌス症だと発表し、1歳未満の乳児にハチミツを与えないよう注意を呼びかけた。
東京都は今年2月22日、都内の医療機関から保健所に「5カ月の乳児が神経症状で入院している」と連絡があった。足立区在住の患者は、1カ月ほど前から離乳食として市販のジュースにハチミツを混ぜたものを与えられており、2月20日にけいれんと呼吸不全の症状で病院に救急搬送され、翌21日に別の病院へ転院。
足立保健所は、患者の便と自宅に保管されていたハチミツからボツリヌス菌を検出したことから、食中毒と断定。この赤ちゃんは3月30日に症状が悪化し、乳児ボツリヌス症で死亡した。
ボツリヌス菌は、ビン詰めや缶詰のように酸素に触れないよう密閉状態で保存されていると増殖し、毒素を作り出す細菌で、自然界の毒素では最強の毒だとされる。そのなかでも、乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられる食中毒で、原因のほとんどはハチミツ。
ハチミツそのものの危険性は低いが、大人と比べて腸内環境が未発達な乳児が食べると、腸のなかで毒素が作られ、ボツリヌス症を引き起こすことから、厚生労働省は1987年、1歳未満にはハチミツを与えないよう通達を出している。

これまで明らかになっていなかった食中毒菌がどんどん出てきています。
乳幼児、高齢者の方が周りにいらっしゃる方は特に注意が必要ですね。

食中毒対策には
「ステリパワー」
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