月別アーカイブ: 2016年4月

春に流行る感染症4選!

皆様こんにちは(^^)/

本日は、4月から6月に子供の間ではやりやすい感染症を4つご紹介したいと思います。

①溶連菌
近年目覚ましい流行を見せている感染症です。溶連菌という細菌がのどや皮膚に感染する病気です。好発時期:1年中ありますが、のどは12~3月に、皮膚は7~9月に多い傾向があります。潜伏期間:おおよそ2~3日です。保育所・学校(出席停止期間):高熱の期間は他人への感染力がありますが、抗生剤を24時間以上内服すれば、他人への感染力はなくなります(ただし合併症を予防するために、10~14日間は内服しなければなりません)。

②インフルエンザ
こちらは冬から流行し続け、3月末には終息を見せますが、5月上旬まで隠れて流行り続けています。

③感染性胃腸炎(ノロウィルス、ロタウィルス)
「嘔吐下痢症」「お腹の風邪」「感染性胃腸炎」などの名前で呼ばれますが、すべてウイルスが原因の胃腸炎です。代表的なものはノロウイルスとロタウイルスです。医療機関を受診する頻度は、①ロタウイルス(約30%)、②ノロウイルス(20〜30%)です。乳幼児に多く脱水症で入院することもあるのがロタです。

④水ぼうそう
水痘帯状疱疹ウイルスによっておこる感染力がたいへん強いVPDです。多くの場合それほど重くなりませんが、無視できない数の子どもが重症になり、毎年10名以上が死亡していると考えられています。麻しん(はしか)と同様に空気感染もあり、どこで感染するかわかりません。みずぼうそうは生後すぐにかかることがありますが、とくに多いのは生後6か月から4歳頃です。保育園でかかることも多く、そうなると保護者が仕事を一定期間休む必要も出ます。

4月に入ると、冬の感染症が収束する時期で、春から流行する病気は少ないですが、入園や進級などの生活の変化で、お子さんたちは体調を崩しがちな季節です。鼻水や軽い発熱を発端に、重い病気につながる可能性があります。小さな症状を見落とさず、感染症対策を行ってください。
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FC東京にステリパワーが導入されました。

皆様、こんにちは(^^)/

本日はうれしいご報告がございます!

多くの皆様にご愛用いただいているステリパワーですが、2015年12月、FC東京様の小平事務所にご導入をいただきました。同事務所内で、ステリパワー噴霧器J-boyとステリパワー薬液をご使用いただいております。

また、2016年1月には、同社の深川事務所、味の素スタジアム事務所にも同商品をご導入いただきました。

健康維持に少しでもお役にたてていると思うと、大変うれしい限りです。

また、皆様にうれしい報告が出来るよう、ステリパワーが活躍してくれるよう、がんばりたいと思います!

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知っていますか?「インフルエンザ脳炎」

皆様こんにちは(^^)!

春になりましたが、今年はまだインフルエンザの流行が収束していないようです。一部の地域では、4月に入っても尚、前週よりも患者数が増えている地域や、集団感染により学級閉鎖の見られる地域もあります。

長引くインフルエンザの流行に伴い、けいれんや意識障害などが起きる「インフルエンザ脳症」が心配されています。インフルエンザ脳症は、急な高熱の後、突然けいれんが続いたり、意味不明の言動や意識障害を起こす症状です。体内のウイルスへの免疫反応が激しすぎて発症するとみられています。症状が重い場合、運動まひなどの後遺症が残り、寝たきりになってしまうこともあるそうです。

今季のインフルエンザ脳炎症の患者数は161人と、過去5年間で最も多くなっていることが、国立感染症研究所の調べで分かりました。乳幼児の感染は死に至ることもあり、注意を呼びかけています。

同研究所では「インフルエンザは1度かかっても、同じシーズン中に再度、感染する可能性もある」とし、引き続き手洗い、うがいなど、対策を徹底するよう呼びかけています。

暖かい季節を迎えましたが、乳幼児、高齢者にはまだまだ感染症の心配が必要です。ご家族やご近所など、皆で協力してインフルエンザ、またインフルエンザ脳炎症を防ぎましょう。

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