カテゴリー別アーカイブ: 予防トピックス

歯科医院で使用している新型コロナウイルス対策用除菌剤「次亜塩素酸水」

[記事提供:日本橋浜町の歯医者さん|日本橋中央歯科

日々の仕事が超濃厚接触な私達歯科医師にとって、無くてはならない除菌剤「次亜塩素酸水」について書かせて頂きます。

アルコール消毒よりも人体に優しく、次亜塩素酸ナトリウム(カビ取り・漂白洗剤)の約80倍の殺菌力を持つ「次亜塩素酸水」
新型コロナウイルスの感染者が世界各国で軒並み上昇していく中で、感染予防の為にアルコール消毒や次亜塩素酸ナトリウム消毒が利用されていますが、実はアルコールや次亜塩素酸ナトリウムには安全性や殺菌力の面で様々なデメリットが存在します。そういったデメリットが無く安全かつ十分な殺菌力を持つ除菌剤が「次亜塩素酸水」です。

アルコール消毒と次亜塩素酸ナトリウム消毒のデメリットとは?

2019年12月、中国武漢市を皮切りに世界中に感染が拡大している新型コロナウイルスは2020年4月24日現在で全世界で270万人以上となり爆発的に感染の勢いを増しています。

そういった状況から、普段以上に予防意識が高まり、アルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウム製剤がドラッグストアから姿を消しています。

実はこのアルコール消毒液と次亜塩素酸ナトリウムを感染予防として利用するにあたっては気をつけなければいけないデメリットが存在しますのでご紹介致します。

●アルコール消毒液のデメリット
1:肌荒れの原因になる

アルコールによる消毒では、手指を消毒すると同時に「脱脂」を行っています。アルコールには脱水作用もあるため、頻繁に使用してしまうと、皮膚表面の皮脂と水分の両方を奪ってしまうことになり、結果として手荒れが起こりやすくなってしまいその傷口から雑菌が入り、化膿してしまうことがあります。

2:空間除菌ができない

アルコール消毒は刺激が強い為、加湿器などを利用して空間に噴霧できません。火の元や石油ストーブがあれば引火する可能性もあり危険です。また、赤ちゃんやペットの粘膜などに付着した場合、失明の危険性もあります。

●次亜塩素酸ナトリウムのデメリット
1:人体への危険性

市場から枯渇しているアルコール消毒液の代わりとして次亜塩素酸ナトリウム(カビ取り・漂白洗剤)を希釈して代用する方法が紹介されていますが、次亜塩素酸ナトリウムは肌を溶かすアルカリ性なので人体には優しくありません。また使用する場合にゴム手袋の着用を求められるなど、小さいお子様のいる家庭やペットのいる家庭での使用は推奨できません。

2:空間除菌ができない

アルコール消毒液と同じく、加湿器などを利用して空間に噴霧できません。次亜塩素酸ナトリウムは毒性が強く、吸い込んでしまったり、目に入ってしまった場合には呼吸器や粘膜へ損傷を与えてしまいます。

次亜塩素酸水のメリット・デメリット
アルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウムには上記のようなデメリットがありますが、次亜塩素酸水はこれらと比較した場合にどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか?

●次亜塩素酸水のメリット
1:人体への安全性

高純度食塩と精製水を原料としている次亜塩素酸水は手指の消毒やうがいにも利用することができます。また、有機物に反応しすぐに水に戻るので消毒に利用したあとに残留する心配もありません。お年寄りから赤ちゃんまで安心してお使い頂けます。

2:空間除菌にも利用できる

次亜塩素酸水は専用の噴霧器や加熱式を除いた加湿器を利用することで、空間除菌に利用することができます。お子様やペットのいる家庭でも安心して使用できるので、新型コロナウイルスの接触感染や飛沫感染を防ぐことに効果が期待されています。
※従来のコロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルスには効果実証済みです

3:除菌範囲が広い

次亜塩素酸水の安全性と殺菌力の高さは厚生労働省も認めており、次亜塩素酸ナトリウムの約80倍もの殺菌力を持ちます。 また、アルコール消毒に対してノロウィルスなどの一部のウイルスは抵抗性があるので効果を発揮しづらいですが、次亜塩素酸水は除菌範囲が広く、速効性があるので新型コロナウイルスの予防策として十分活用することが期待できます。

●次亜塩素酸水のデメリット
1.保存期間が短い

次亜塩素酸水は約1ヶ月~遮光して保存状態が良ければ半年から1年ほどで効果が無くなってしまいます。つまり、今の時期に大量に精製したとしても、夏場や次の冬には利用することができない可能性が非常に高いです。次亜塩素酸水の安全性と殺菌力が認められているにも関わらず、一般に浸透していないのにはこういった理由があります。

2.値段がやや高価

保存期間なども含めて値段がやや高価に感じてしまいます。毎日大量電気分解精製している医療機関ならともかく、一般家庭でのご使用の場合には余ってしまい、次のシーズンには効力が無くなっているので買い直さなければいけないといった点で、コストパフォーマンスがやや悪く感じてしまいます。

※診療台から出てくる切削水を水道水ではなく、次亜塩素酸水に置き換える歯科医院が日本でも増えてきています。
ただ、診察台のメンテナンスが非常に大変な為、導入をためらっている医院が大半です。
次亜塩素酸水は、歯周病や口臭治療に有効との論文もあります。

近年、健康の維持増進に果たす口腔機能の重要性が見直されている中、口腔内の感染症が様々な合併症(糖尿病や心筋梗塞など)を引き起こしていることが明らかにされています。

歯科医師は、

① 口腔感染症およびこれにかかわる合併症の実態をさらに解明するとともに、効果的な治療、予防法を研究すること
② 臨床の場はもとより、広く皆様に口腔感染症予防の大切さを普及、啓発すること
③ 国民の保健、医療、福祉の健全な発展に寄与すること、そして超高齢社会を迎える日本国民の健康を適切な口腔ケアにより改善し、日本の医療費を大幅に抑制していくこと

この3つのミッションに対し、これからも情熱をもって日々の診療に向き合って参ります。

インスタグラムをはじめました(^0^)

みなさん、こんにちは(^^)!

このたび、ステリパワー専用のインスタグラムを始めました☆
アカウントは、「sieg_steripower」です。
是非是非、こちらからフォローをお願いします↓↓↓

https://www.instagram.com/sieg_steripower/

インスタでの更新情報もお知らせしていきますので、いいね!お願いします♪

みなさんに、応援して頂けるようなお写真と情報をお届けできれば、と思います。
よろしくお願いします☆

梅雨戻り(>_<)!高まる除菌意識再び!

皆様こんにちは(^^)/

夏の暑さが続くなぁ、そろそろ梅雨明けかなぁ、と思っていたこの頃ですが、また梅雨の天候が戻ってきましたね(>_<)! 東京は、今日はだらだらと雨が降り続いています。 梅雨に関する面白い調査報告が上がったので、皆様にお知らせしたいと思います。 住まいの除菌についてどの程度意識しているか聞いたところ、47.9%が「強く意識している」「やや意識している」と回答した。年代別に見ると、小さな子どものいる家庭が多いと思われる20・30代は、意識している人の数が他の年代よりやや多くなっている。 日頃の住まいの除菌を行う頻度について尋ねたところ、1週間に1回以上除菌を行っている人は全体で57.0%だった。年代別に見ると、「毎日」と回答した割合がやや高かったのは20・30代で、50・60代以上はやや少ないことがわかった。 普段除菌対策を行っている場所について聞くと、全体では「キッチン」が88.7%で最も多かった。特に60代以上では94.4%もの回答を得ている。年代別に見ると、「トイレ」「お風呂周り」は高い年齢層から、「食卓」「リビング」は低い年齢層からの回答が多く、年代により対策を行っている場所の傾向に差があることが明らかとなった。 除菌について「強く意識している」「やや意識している」と回答した人に、時期ごとの除菌に対する意識を尋ねた。「とても意識している」と回答した人が64.1%の「梅雨」と、44.1%の「夏」が、その他の時期を大きく上回っている。「やや意識している」を含めると、「梅雨」は95.6%、「夏」は89.2%が除菌を意識していると回答した。

除菌意識が高まる理由について聞くと、梅雨と夏の時期は「食中毒が怖いから」、秋と冬は「風邪やウイルスが流行(はや)っているから」が最も多かった。梅雨は「食中毒」(70.5%)に続いて、「カビが生えてきたから」(61.4%)が理由にあがった。また、夏は「食中毒」(75.4%)、「風邪やウイルス」(18.1%)に対し、冬は「食中毒」(18.7%)、「風邪やウイルス」(81.6%)と、除菌に期待することは、季節により変わることがわかった。
除菌について「強く意識している」「やや意識している」と回答し、かつ住まいの除菌を行っている人に、実践している除菌対策について尋ねた。最も多い回答は、「スプレータイプのアルコール除菌剤」(71.7%)で、どの年代においても支持が高かった。2位は「塩素系洗剤」(50.9%)、3位は「拭くタイプのアルコール除菌剤」(46.4%)だった。今後やりたいと思う除菌対策について聞くと、最も多い回答は「スプレータイプのアルコール除菌剤」(56.6%)となった。2位は、「拭くタイプのアルコール除菌剤」(40.2%)、3位は「塩素系洗剤」(30.0%)であったが、塩素系洗剤は、年代により回答者数にバラつきが大きいことがわかった。

年々除菌意識が高まって織野は強く感じますが、季節ごとにこんなに差が出るのですね。
今年の梅雨も残り短くなりましたが、油断せずに健やかに過ごしましょう。

BBQや海…食中毒を学ぼう!

皆様こんにちは(^^)/
夏真っ盛り、BBQや海水浴が楽しみな季節がやってきました。
夏の行事を楽しむために、夏の食中毒予防についてご紹介します。

気温も湿度も高い夏は、食中毒の要注意シーズン。統計上、食中毒は飲食店で発生することが多いが、家庭での軽い食中毒の発生数も多数にのぼるという。風邪による下痢だと思い込んでいた不調がなかなか治らず、病院を受診したら食中毒だったといった話もよく聞くだろう。

<知っているようで知らない食中毒>
食中毒とは、細菌やウイルスなどの病原微生物や、動植物に含まれる自然毒、有害な化学物質などが混じったものを食べたり飲んだりして起こる病気のことを指す。

主な症状と注意点
「腹痛」「下痢」「嘔吐」「吐き気」などの急性の胃腸症状を伴うものが多いが、発熱や頭痛なども起こるケースがある。大半は対症療法で治るものの、時には生命に危険が及ぶ場合もあるため、油断は禁物だ。
食べてから数時間程度で発症する場合もある一方で、潜伏期間が1週間以上のケースもある。下痢や嘔吐が治まらないときや発熱がある場合は、すぐに病院に行くのが正解と考えよう。また、嘔吐や下痢で体内から急に水分が失われると脱水症状を起こしやすいので、水分をこまめに補給すること。

原因となる主な細菌・ウイルス
ふぐやきのこのような自然毒によるものもあるが、食中毒の原因の大半は細菌やウイルスなどの病原微生物への感染によるものとされている。

■細菌性食中毒の主な例
腸炎ビブリオ、サルモネラ属菌、カンピロバクター、病原性大腸菌(O157など)、ウェルシュ菌、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌など

■ウイルス性食中毒の主な例
ノロウイルス、A型肝炎ウイルスなど

これらの細菌・ウイルスのうち、カキなどの貝類によるノロウイルスや、肉食の増加に伴って増えているカンピロバクターによる食中毒を近年、耳にした経験を持つ人も少なくないだろう。

次回は予防法をご案内します。

気を付けて!プールで流行る感染症②

皆様こんにちは(^^)/
前回に続き、プールで流行る感染症についてご紹介します。
プールでは様々な菌がはやることが分かりましたが、では、プールに入ること自体はいいのか、悪いのか検証しましょう。

「プールに入ってもよいか?」という質問に対し、これまでは園や学校によって基準がまちまちでしたが、日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会、日本皮膚科学会では2015年5月、上述の4つの皮膚感染症について、統一見解を出しています。

日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会・日本皮膚科学会の見解
これによると、とびひ以外は「プールに入ってもよい」ということになります。いずれも「プールの水ではうつらない」としながらも、とびひだけがNGな理由については、「黄色ブドウ球菌は感染力が強く、直接接触による感染や、保菌者からタオル、プラスチック製品、木材などを介して間接的に感染拡大をきたしうるため、治癒するまでタオル・ビート板などの共有を含めプールの使用は禁止すべきである」としています。一方、みずいぼに関しては、皮膚と皮膚が接触したときや、タオルや浮輪、ビート板などを介して感染することが知られていますが、「通常のプールでの活動で皮膚が直接病変部に接触することにより感染がおこる可能性は低い」と考えられています。

実際に、プールで友だちと触れ合ったり、浮き輪やビート板を共有したりしないことが現実的かという指摘もあり、「とびひはNG、みずいぼはOK」という見解については、専門家によって意見が分かれるところです。

いずれにしても、子どもの肌に異常がある場合は、症状を悪化させたり長引かせたりしないためにも早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けさせること。そして、感染を広げないように、園や学校には症状と治療の状況を正直に伝えることが大切です。子どもたちが安心してプールを楽しめるように、早めの対処を心がけましょう。

気を付けて!プールで流行る感染症

皆様こんにちは(^^)/

汗をかきやすい夏。気がつくと子どもの肌にポツポツが…。保育園や幼稚園、学校のプールでほかの子にうつしてしまうのではないか、あるいは、うつされてしまうのではないかと心配する保護者も多いでしょう。今回は、子どもの皮膚感染症の基本のキを紹介します。

子どもに多い4つの皮膚感染症

子どもの皮膚感染症として、代表的なものに「伝染性膿痂疹(とびひ)」「伝染性軟属腫(みずいぼ)」「あたまじらみ」「疥癬(かいせん)」があります。まずは、それぞれどのような病気なのか見ていきましょう。

■伝染性膿痂疹(とびひ)
虫刺されやあせもを掻いたり、傷口に細菌が入り、感染することで発症します。掻きむしると、その手を介して水疱が全身へ広がります。
とびひには、水ぶくれができる「水疱性膿痂疹」と、かさぶたができる「痂皮(かひ)性膿痂疹」の2種類があります。前者は黄色ブドウ球菌が原因で、水ぶくれができて膿を持ち、破れると皮膚がめくれ、ただれてしまいます。とびひの多くはこのタイプで、かゆみがあります。後者は主に溶連菌が原因で、皮膚の一部に膿を持つ水ぶくれができ、厚いかさぶたができます。炎症が強く、発熱やのどの痛みを伴ったりします。また、溶連菌感染したことから腎炎を起こすケースもあるので注意しましょう。

■伝染性軟属腫(みずいぼ)
小さな傷にウィルスが身体に入り込んで皮膚の角化細胞に感染します。とくにアトピー性皮膚炎の子どもに多く見られます。水っぽい光沢があり、いぼ状に出っ張っていることから「みずいぼ」と呼ばれます。
とびひと同じように、1個できると、その近くに数個増え、または引っ掻いた手で触ると遠くの皮膚にも感染し、次々と増えていきます。

■あたまじらみ
頭髪に寄生するアタマジラミが、頭皮から吸血してかゆみや湿疹などを起こします。アタマジラミは、後頭部や側頭部に卵を産みつけます。卵は8日ほどで孵化し、2~3週間で成虫になり、卵を産むことで増えていきます。
アタマジラミは、毛と毛が接触してこすれあった時にうつります。とくに子どもは、頭同士をくっつけあって遊ぶことが多いので、感染率が高くなっています。

■疥癬(かいせん)
ヒゼンダニという小さなダニが寄生することで発症します。通常疥癬と角化型疥癬の2種類があり、通常疥癬ではたいてい数匹~数十匹で、多くても1000匹程度ですが、角化型疥癬では100万~200万匹、時に500万~1000万匹ものヒゼンダニが寄生します。
通常疥癬により湿疹は、頭以外の全身に見られ、強いかゆみがあります。多くはこのタイプですが、免疫力が弱っていると、角化型疥癬を発症することもあります。皮膚に厚く増殖して、灰色から黄白色の垢がつくのが特徴で、頭や首、耳たぶなどに症状が現れることも。かゆみはある場合とない場合があります。

続きは第二弾へ→

夏に流行る感染症②

まずは、夏場を通して流行りやすい4大感染症を見ていきましょう(^^)

手足口病
原因であるウイルスは10種類以上ある 手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種。
胃腸風邪ウイルスからくる少々の下痢の症状を伴う。
初日から2日目に熱が出るが、それ以後熱は出ず、5日ほどで症状は回復する。
髄膜炎になることもあり注意が必要。

リンゴ病

咳、鼻汁、微熱など軽い風邪の症状が出る。
その後赤い発疹がほおの辺りに出て、その後手足にまで広がる。
接種で予防ができず、不明な部分が多い病気。

ヘルパンギーナ

高熱が長く続き、のどの奥に口内炎ができる特徴がある。
予防接種はないので、毎年発症する子どももいる。

風疹

初春から夏の終わりにかけて多発。発疹が胸と顔から広がり、リンパ腺が腫れるのが特徴。多少の熱が伴うが、4~5日で症状はひいていき2週間ほどで感染期間が終わる。症状がひくまでは幼稚園・学校を休ませるようにする。また妊娠中に風疹にかかると障害をもった子どもが生まれる確率が高いとされているので十分な注意が必要。

効果絶大!安心安全!除菌消臭剤
ステリパワー

大人も子供も!夏に流行る感染症①

皆様こんにちは(^^)/

だんだんと雨量も減り、夏の陽気がやってきているようです♪夏休みの計画を立て始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

夏を存分に楽しむために、夏に流行る感染症についてご紹介します。
夏の始まりとともに、暑さから食欲不振になったり、休み中は生活習慣が乱れ、栄養バランスが欠けた食事や夜更かしが続いて、なにかと体調を崩しがちです。そんな私たちを狙っているのが感染症です。
夏場に流行る感染症といえば食中毒が代表的だが、今回は手足口病、プール熱、ヘルパンギーナなど、ウイルスが原因の感染症について考えてみよう。夏のウイルス性感染症の発症時期は5月から8月といわれ、主な症状は胃腸が不調になること。体全体の免疫力がダウンするため、長引くことも多い。この季節、ウイルスは独特の方法で私たちの体に侵入してくる。
「咽頭結膜熱」は通称プール熱といい、特に児童が感染しやすい。病気の元である「アデノウイルス」は便や唾液を通じて感染するが、特にプールの水から感染する確率が高いとされている。

このように、プールの後よく目や体を洗わないことや、タオルの貸し借りなどの機会を通じて、人から人へと感染者を増やすのが夏場のウイルスの特徴です。

第二回に続きます。

効果絶大!安心安全!除菌消臭剤
ステリパワー

illust2719

梅雨時期のカビ対策~リビング・ベッドルーム編~

皆様こんにちは(^^)/
今回は、梅雨時期の衛生対策!リビング・ベッドルーム編をご紹介いたします。

20121001_175514

家族と過ごす時間がもっとも長いリビング。でもソファーは洗えないし、カーテンは手間がかかる……。正しい衛生対策で手間を省きながらしっかりと除菌をしましょう。

カーテンは晴れている日に洗って、脱水後、その状態のままカーテンレールに取り付けて除菌スプレーをシュッ。これで十分です。菌は濡れている間に繁殖してニオイが発生しますが、このやり方なら除菌スプレーでカビの繁殖を防ぐことができます。

ソファーは最初に掃除機をかけます。隙間などもしっかり掃除して、可能であればマットを取りはずして、その裏側にも掃除機をかけましょう。全体に掃除機をかけたあと、除菌スプレー

エアコンの内部は自分で掃除するのが大変なので、3~4年に1度はプロの業者に掃除してもらったほうがいいでしょう。また、エアコンは冷房や除湿を使用すると、内部に水滴がたまり、そこからカビが発生。すると使うたびに菌をふりまくことにもなりかねません。対策は、定期的に送風や暖房をかけること。内部の湿気を飛ばす効果があります。

ベッドマットレスや布団は洗うのも干すのも難しい。大物の寝具は掃除機をかけ、扇風機や除湿機を当てるだけでOK。マットレスは持ち上げて周囲のホコリをとり、全体に除菌スプレーをかけてから乾燥させます。布団に掃除機をかける際は、布団用のノズルにつけ替えて掃除して、こちらも除菌スプレーをかけてから干します。ベランダが狭くて、布団が干せない場合は、掃除機&扇風機で十分。布団が干せないご家庭は、“敷きっぱなしはよくない”と思い、起床後、布団をたたんでいるケースを見かけます。でも、これはNG。たたんで挟まれた部分に湿気がたまってしまうのです。むしろ敷いた状態のままにして、除湿機や扇風機をかけることで、対応してください。また、外で布団を干したとき、布団を思いきりたたく人もいますが……。80度以上にならないと、布団にいるダニはそのまま死なずに生き残ります。そんな状態で布団をたたくと、ホコリは飛ばせますが、ダニが奥に入り込み、内部に残ったままとなるので気をつけましょう。

梅雨時期でも気温や湿度の低い日に、一気に衛生対策を行うのがおすすめです。

効果絶大!安心安全!除菌消臭剤
ステリパワー

梅雨~夏の男性の悩みは?

皆様こんにちは(^^)/

梅雨から夏にかけて、多くの男性がお悩みであろう「水虫」!
6月から9月は靴がむれるので、症状がひどくなりがちです。
つらいかゆみに悩まれている方に、本日は水虫の正体とその対策法をご紹介します。

<水虫の種類>
■趾間型……指と指の間にできるポピュラーな水虫で、掻痒感を伴う
■小水疱型(汗疱状)……足底・側面に発症し、いろいろな症状を伴う
■角質増殖型……かかとのひび割れを主体として、この角質が割れると痛みを伴うことがある
■爪白癬(つめはくせん)……爪の間に白癬菌が感染し、爪の色を変色させる
「この中で厄介なのは爪白癬で、通常の外用薬では爪甲を通過して薬が届かないため治療が難しいです。こういった爪白癬は抗真菌薬の全身投与などが試みられてはいますが、肝機能に異常がある患者さんなどは副作用のために使用が制限されます。一方で最近開発された『クレナフィン』という外用薬は、爪甲を透過して白癬菌にまで薬を到達できる工夫がされており、1年間の使用が前提になりますが、簡便で有効性の高い治療法です」(井上特任教授)。

<予防法3選>
足指までしっかり洗う
まずは、足指を清潔に保つということが肝心。お風呂に入っても体や髪はしっかり洗うのに、足指まで石けんを使って洗っている人は結構少ない。ただの水洗いでは水虫菌を除去することは不可能。殺菌力の高い石けんを用い、指の腹を使って丁寧に洗おう。

バスマットに菌を寄せ付けない
洗浄後は速やかに乾いたタオルで水分を除去して、乾燥に努める。バスルームに置いてあるバスマットなどは、毎日交換することが基本と覚えておこう。
「ちなみに、大衆浴場などに敷かれているバスマットを入浴後に踏むと、100%水虫菌に感染します。それでは国民全員が水虫になってしまうわけですが、実際に感染する人としない人の差は何かと言いますと、『タオルなどを使って足元を乾燥させているかどうか』です。この工程があるだけで、70%以上の感染を予防できるといわれています」(井上特任教授)。

フローリングやカーペットに素足は厳禁
自宅で過ごすとき、靴下を履いているだろうか? 「乾燥させるためにはだしになる」という人も多いが、あまりおすすめできない。はだしは発汗時に水分の行き場がなくなるからだ。
逆に、綿の靴下をしっかり履いて汗を吸ってもらい、乾燥させるほうが清潔さを維持できる。「フローリング・カーペットに素足」は、かえって不潔と考えた方がよい。

<靴のケア>
はだしで歩くわけにはいかないため、私たちの生活に靴は必需品だ。ただ、一日中履き続けた靴の中は極めて湿度が高く、水虫菌にとっては「パラダイス」と言える。しかも、スニーカーでもない限り、靴を洗うのもなかなかできないため、ケア方法に悩む人もいるだろう。
そんなときは、まずは乾燥させよう。その後に除菌スプレーを吹き付けて再度乾燥させる。蒸れた靴にいきなり除菌スプレーをまいても効率が悪いので、乾燥して水虫菌の居心地が悪くなったところで、除菌するのが効果的だ。
同じ靴を毎日履かないというのも重要。可能ならば、職場で靴を履き替え、通気性のよいサンダルなどで仕事をすることもおすすめだ。靴下は水分の吸収性(吸湿性)の高いものや、厚手のものがよい。5本指ソックスなども効果的となる。女性の場合、通勤の際には通気性のよいスニーカーを履き、職場では靴に履き替えるなどの手間をかけると、予防できる確率が高まる。

正しく予防をし、水虫にかからない、また悪化させない工夫をしましょう。